印	馬番	馬名
◎	14	テーオーシリウス
○	4	ドーブネ
▲	5	ヤマニンサルバム
×	10	アラタ
☆	1	イクスプロージョン
△	3	ハヤヤッコ
△	9	ローシャムパーク

大逃げシナリオを描く◎テーオーシリウス

　巴賞の◎テーオーシリウスは平均ペースで主導権を握る形。ただ、早めスパートの武豊○ドーブネには３〜４角中間で既に半馬身ほどかわされていた。これは逃げ馬の撃沈パターン。それでいて二枚腰を発揮し小差?着にまとめたのは、地力強化の表れだ。
　一方で、この馬の味が出るのは膨大なスタミナを生かしての大逃げ。この?技?で勝ち星を挙げてきた。メンバーを見渡すと、同型ユニコーンライオンは今回５９キロを背負い、初速もそれほど速くはない。ケツをつつくと共倒れの恐れがあり、離れた２番手で折り合いがつくはず。また武豊は、巴賞で差されたことからもワンテンポ遅めの始動に。この２頭が後続を動かせない?壁?となる。
　５Ｆ通過は５８秒前後と予測。このペースなら、今でも我慢が利くラチ沿いでの粘り込みは現実的なシナリオなのでは―。いずれにしてもスタミナ勝負は必至で▲ヤマニンサルバムも出番がある。