馬三郎25時

アスリートに感服…

　先日の仕事終わりに、美浦トレセン近くのグラウンドで新聞記者と厩舎関係者（主に調教助手や厩務員）チーム対抗による野球の試合が行われた。この日の夜はかなり冷え込みが厳しかったが、両軍ともに気合十分。寒さなどどこへやらといった風情で、手に汗握る熱戦が繰り広げられた。

　当然筆者も出場して、打てばホームラン守ればナイスキャッチ、なんていうイメージトレーニングもむなしく貧打拙守に終始･･･次回まで鍛錬を積み重ねておきます。

　ここで目についたのが、関係者チームの運動神経の高さ。３０代後半〜４０代の人が多かったのだが、全く年齢を感じさせないプレーの数々に驚愕！今回はジョッキーの参加こそなかったものの、なるほど競馬関係者＝アスリートなのだと改めて実感させられた。

　かくして関係者チームの一方的な試合展開に･･･ならないのが野球の面白いところ。我らが記者チームの誇るエースピッチャーが無失点の好投、虎の子１点を守り切って強敵を撃破してしまった。まったくもって野球も競馬も、筋書きのないドラマなのである。

（美浦厩舎班・常木翔太）

2013年11月15日