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ジャパンDダービーは地方勢に勝機あり!

 「JRA馬に馬場を貸しているだけ」と揶揄(やゆ)されることの多い地方開催のダートグレード競走。確かに北海道スプリントC(6月14日・門別1200m)は1?4着、帝王賞(6月27日・大井2000m)は1?5着をJRA馬に独占されたが、全体的に見れば今年は地方馬の健闘が目立っている。

 関東オークス(6月13日・川崎2100m)はアスカリーブル(船橋)、TCK女王盃(1月18日・大井1800m)はハルサンサン(船橋)が優勝。7月4日のスパーキングレディーC(川崎1600m)でクラーベセクレタ(船橋)が激しい叩き合いの末2着になったのをはじめ、さきたま杯、かしわ記念、東京スプリント、マリーンCでも地方馬が2着なっている。3着も5回あり、一時ほどJRA馬に全く歯が立たないという状況ではなくなってきている。

 理由としては大手馬主の地方進出、門別競馬場に坂路コースができたように調教技術の進歩などもあるだろうが、最大の要因は種牡馬能力の均等化により血統面での差が少なくなってきたことだろう。ディープインパクト産駒以外は、リーディング上位種牡馬の産駒でも地方デビューが珍しくなくなってきている。

 11日に大井で行われるジャパンダートダービー(2000m)には東京ダービー馬プレティオラス(牡、父フィガロ)、羽田盃馬アートサハラ(牡、父マンハッタンカフェ)、九州ダービー馬エスワンプリンス(牡、父アジュディケーティング)、東海ダービー馬マイネルセグメント(牡、父アグネスデジタル)ら全国の3歳トップホースが集結する。JRA勢もオースミイチバン、ストローハットら強豪がそろっているが、10年マグニフィカに続いて地方勢が5度目の3歳ダート王に輝く可能性も十分にありそうだ。

2012年07月06日