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牧場でも古馬を圧倒していたマイネルエテルネル

 POGで、特にアンチ社台派からは毎年高い人気を集めているのがマイネル軍団。現3歳世代もコスモオオゾラが弥生賞を勝ち、マイネルロブストが朝日杯FSで2着に入るなど、重要な2歳?3歳前半戦での活躍が目立つ。

 これは1歳秋からスタートさせるハードなトレーニングのたまものである。そのトレーニング拠点は1100mの屋根付き坂路コースがある真歌トレーニングパーク、全長1500mの坂路コースが特徴のビッグレッドファーム明和、美浦トレセン近くにある鉾田トレセン、関連施設のコスモビューファームと、それぞれの特徴に合わせた育成・調教が施されている。

 BRF明和で2歳春から突出した動きを見せていたのが小倉2歳Sを制したマイエルエテルネル(牡、父タマユズ)だ。タタソールズ・オクトーバーセールで購買された外国産馬で、父はフランスのマイルG?を2勝した期待の新種牡馬。購買時点で来春の英ダービーの1次登録を済ませたほどで、岡田繁幸氏も「筋肉の付き方、スピードはこの世代では抜けている」と絶賛。古馬との併せ馬でも相手を圧倒していた。

 小倉2歳Sで見せた切れ味、血統背景からはスプリンター?マイラーの可能性が高い。相馬眼の天才・岡田氏が英ダービーに登録したということは距離克服にもある程度は自信を持っているのだろうが、POGで指名した人は短距離戦での賞金加算が、より魅力的と考えているはずだ。

 マイネル軍団の外国産スピード馬と言えばマイネルラヴが思い出される。同馬は97年の朝日杯3歳S2着など、ダービー時期までに9000万円以上を稼ぎ出した。岡田氏の相馬眼は、思い入れが入ってしまう自家血統馬よりも、外国産馬の購買においてより威力を発揮しているようにも思える。

2012年09月07日