1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

ふるさと定期便

社台グループの参戦で活気づくHBAオータムセール

 熱心なPOGファンならセレクトセール、セレクションセールの動画配信はチェックをしてていることだろうが、今年はHBAオータムセール(10月15日?18日、新ひだか町北海道市場)も見逃せなくなってきた。

 オータムセールというと、1歳馬は「売れ残り最終セール」というイメージが強かったのだが、今年はやや様相が違う。社台ファームから9頭、ノーザンファームから4頭、白老ファームから5頭と、社台グループが計18頭も上場を決めたのだ。これまでのオータムセールで、白老ファームは10年3頭、11年5頭の上場を行っているが、社台ファームは初めて。ノーザンファームは昨年1頭を上場したが、これは閉鎖したメジロ牧場から引き取った馬で、自家生産馬ではなかった。

 社台ファームの9頭はいずれも牝馬で、日高町の社台ブルーグラスファームのけい養馬。「ルミナスハーバーの11」(父メイショウサムソン)は母がマーガレットSを勝ち、G?・阪神JF3着の実績。初子だが骨格がしっかりしており、伯父ヒシアトラスのように息の長い活躍ができそうだ。「リージェンエトランジェールの11」(父ハーツクライ)は半兄レアフレンズがカナダの2歳牡馬チャンピオン。社台ファームのトップクラスではないものの、オータムセールのなかでは傑出した血統馬だ。社台ファームではこの9頭の写真入りカタログを購買予定者などに送付して、セールを盛り上げている。

 ノーザンファームが送り出す4頭も牝馬。「ブルーラスターの11」(父スペシャルウィーク)は福島記念の勝ち馬グラスボンバーの半妹。「ガバーナの11」(父ゴールドアリュール)は叔父に英国年度代表馬モティヴェイターがいる。

 社台、ノーザンの上場馬はいずれも初日(15日)に登場。売却率が50%程度のオータムセールが、社台グループ参入による刺激でどう変化するかにも注目したい。

2012年09月28日