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傾向が見え始めた新種牡馬

 秋競馬がスタート。2歳戦も折り返し地点を迎えた。JRAの新種牡馬成績ではハービンジャーがトップを走る。28頭がデビューし、6頭が勝ち上がって6勝。収得賞金は2位ヴァーミリアンを2500万円引き離し、アーニングインデックスも1・48と優秀な数字。現役時代の成績、育成時の動きから「本格化は3歳になってから」(社台F・東礼次郎調教主任)との評価で一致していたが、早い時期から数字を残しているのは産駒の潜在能力の高さを示している。

 札幌で4勝、函館で1勝とパワータイプであることは間違いない。高速決着が予想される秋競馬開幕当初は注意が必要だろう。また、勝ち上がった馬の母はダンスインザムード、ディアデラノビア、ハッピーパスなど名牝がズラリ。トーセンバジルはセレクトセールで1億4175万円(価格は全て税込み)で取引された高額馬。社台グループがハービンジャーに積極的な良血繁殖牝馬との交配を行った結果が成績につながっている。

 2位のヴァーミリアンは3勝で芝1勝、ダートで2勝。24頭のデビューはハービンジャーより少ないが、仕上がりの早さは際立っている。出走回数53回はトップ。また、地方競馬では10頭で12勝を挙げ、新種牡馬リーディングの首位を独走する。札幌で未勝利戦を勝ったノブワイルドは北海道サマーセールで525万円、クローバー賞2着のノットフォーマルは千葉トレーニングセールで540万円とコストパフォーマンスも高い。

 エンパイアメーカー、キンシャサノキセキはともに2勝。前者はドルメロが中京2歳Sで2着するなど今後、大きく成績を伸ばす可能性がある。後者の産駒は使いつつ成績を上げていくタイプが多い。すずらん賞で4着したホッカイドウ競馬所属のサダムリスペクトが楽しみだ。

2014年09月12日