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北海道牧場紀行

ビッグレッドファーム編?Part??

 読者の皆さん、明けましておめでとうございます。未来のクラシックレースを沸かせているような駿馬たちの姿を、北海道からお届けしていきたいと思いますので、今年もよろしくお願いします。

 昨年暮れのホープフルSを力強い末脚で制し、今年の牡馬クラシック戦線に名乗りを上げたのがマイネルチャールズ(牡3、父ブライアンズタイム、稲葉厩舎)である。全姉のマイネヌーヴェルもホープフルSを勝利しており、続くフラワーCで重賞制覇を飾っている。

 ちなみにこの2頭と全兄弟となるマイネルアワグラズ(牡4、稲葉厩舎)も、赤富士特別、年末の北総Sを連勝し、オープン入りを果たした。こちらはホープフルSこそ勝利していないが、古馬と戦いながら着実に力をつけており、今年のダート戦線で大きな仕事をしてくれそうだ。

 そのマイネヌーヴェルの初子が、マイネヌーヴェルの07(牝、父ロージズインメイ、3月18日生まれ)である。「残念なことに母のマイネプリテンダーは3年前に亡くなっており、残した唯一の牝馬がヌーヴェルでした。ヌーヴェルだけでなく、アワグラス、そしてチャールズの活躍を見る限り、実に惜しいと思います。それだけにヌーヴェルには母のような産駒実績を期待したいです」とビッグレッドファームの蛯名マネジャーは話す。

 それだけにマイネヌーヴェルの産駒には初子から注目してしまうが、マイネヌーヴェルの07の立派な馬体を見る限り、十分に亡き母の後継馬としての役割を果たしてくれそうだ。 子出しのいいロージズインメイ産駒ということを差し引いても、牝馬離れした馬体はたくましさが感じられ、牡馬と勘違いしてしまうほど。放牧地でも悠々と1頭で歩き回っていたように、精神面もどっしりとしている。自信を持って未来の「女傑」候補と言える。

2008年01月05日