1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

北海道牧場紀行

辻牧場編?Part??

 昨年のブリーダーズランキングで、8位となったのが浦河の辻牧場である。アーニングインデックスでは上位のノーザンファーム、社台ファームに続く成績を残しており、生産馬が重賞競走に数多く出走していた。

 中でも目立った活躍をしていたのが、青葉賞を制したヒラボクロイヤル(牡4、大久保龍厩舎)だろう。このレースの後はダービーだけでなく、菊花賞やジャパンカップにも出走。レベルの高いレースで得た経験を、今年の重賞レースで発揮してもらいたい。

 今回紹介する1歳馬は、そのヒラボクロイヤルの近親に当たる、バイオレットスズカの07(牝、父グラスワンダー、4月4日生まれ)。おじに当たるテイエムヤマトオーも中央で6勝を挙げた後、障害レースを3連勝。年明けに行われた牛若丸ジャンプSでも2着となっており、今後の活躍が期待される。 「当馬の祖母に当たるのが、ヒラボクロイヤルやテイエムヤマトオーの母に当たるマーズヴァイオレットです。マーズバイレットはSeptieme Cielを受胎して牧場に来ましたが、それが母のバイオレットスズカになります」と辻牧場の中期育成スタッフの方が教えてくれる。

 バイオレットスズカは子出しも良く、今年2歳となったバイオレットスズカの06(牡、父デザートキング)もデビューが楽しみになるような好馬体を持っているという。

 「半兄と同じく、この馬も手先が軽いのが長所だと思います。母譲りの気性の強さも、競馬で生きてくると思います」とスタッフの方はセールスポイントを付け加えてくる。 ちなみに今年、バイオレットスズカはヒラボクロイヤルの父でもある、タニノギムレットの産駒を出産予定とのこと。ニックスと言える相性の良さだけに、この産駒の将来も楽しみになってくる。

2008年01月26日