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北海道牧場紀行

種牡馬展示会?新ひだか町編?

 種牡馬展示会レポートも今回で最後。以前、新ひだか町には展示会を行える規模を持つスタリオンが4つあり、展示会が終わるたびに二十間道路では移動する車の大渋滞が起こっていた。現在は展示会を行うスタリオンが3つになったが、移動の大変さは相変わらずである。

 毎年最初に展示会を行うのがJBBA静内種馬場。こちらには新種牡馬のケイムホームが入厩した。同馬は父にGone Westを持ち、現役時はG?・サンタアニタダービーとG?・ホープフルSを勝利。生産者からの評価も高く、すでに多くの良血牝馬が配合の申し込みをしているという。この日はベテラン種牡馬のオペラハウスとキンググローリアスも元気な姿を見せていた。

 展示会はアロースタッドに移る。新種牡馬ではA.P.Indyの孫に当たるシニスターミニスターが入厩している。G?・ブルーグラスSで見せた圧倒的なスピード能力はもちろんのこと、現在の主流血脈とは異系の父系を持つこともあり、近いクロスを作りたくない生産者にはうってつけの種牡馬となりそうだ。アロースタッドの二枚看板であるブライアンズタイム、アジュディケーティング。ともにまだまだ生産界の需要も高く、今年の配合馬からも重賞馬が生まれてくることだろう。

 この日、最後の展示となったレックススタッドに向かう道筋でも車の渋滞は続いていた。今シーズンは新種牡馬のけい養こそなかったが、サクラプレジデントが初年度産駒をデビューさせるなど話題には尽きない。そのサクラプレジデントだが、年々種付け頭数を伸ばしているように、子出しの良さが評価されている。2歳の取材を始めている中でも動きのいいという産駒が何頭か聞こえているだけに、これからの取材でも注目していきたい。

2008年03月29日