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北海道牧場紀行

新種牡馬紹介?ネオユニヴァース編?

 ここ数年のフレッシュマンサイアーランキングの上位馬の多くに共通しているのが、「サンデーサイレンス系種牡馬」であること。今年もサクラプレジデント、メジロベイリーといった直子たちが産駒をデビューさせるが、産駒数、そして何よりも育成牧場からの評判で、フレッシュマンサイアーチャンピオンに間違いなく絡んでくると思われるのがネオユニヴァースである。

 アルゼンチンスターの06(牡)は父も生産、そして育成された社台ファームで順調に調教されている。同じ時期の父と似通った印象があるとのことで、2冠を制した父と同じようなクラシックの王道路線を歩んでくれるのではと期待も大きい。

 ノーザンファーム早来牧場では、フサイチコンコルドの半弟に当たるバレークイーンの06(牡)の名前が挙がった。ダービーを制した兄と同様に、この馬も成長力にたけているという。

 キングカメハメハの半妹にあたるマンファスの06(牝)は、ノーザンファーム空港牧場で育成されている。調教ののペースも上がってきているが、血統的な良さを引き出すために、じっくりと乗り込まれてくことになりそうだ。

 社台グループだけでなく、日高地区の育成牧場でもネオユニヴァース産駒の評価は高い。加藤ステーブルで育成中のカフェオペラの06(牡)は、柔らかさがありながらも、推進力に秀でた動きを見せている。

 馬格の良さ、そして調教での迫力ある動き。大物の相があるのが、コスモヴューファームで育成中のスターシーキングの06(牡)。コスモヴューファームの急な坂路コースを登っても動きにぶれがなく、自分から前に行けるほど体力的な余裕があるという。

 芝向きの「軽さ」という意味では、種牡馬として成功を収めているステイゴールドや、あのディープインパクトとも似通った印象をネオユニヴァースには感じる。ネオユニヴァース産駒の評判を聞く限り、父サンデーサイレンスの特徴だった「軽さ」は、どうやら孫の代になっても伝わっているようである。

2008年04月12日