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スプリングS・出走馬情報(1)サトノギャラントなど

スプリングS・出走馬情報(1)サトノギャラントなど

 サトノギャラントの父シンボリクリスエス、母スティンガーはともに藤沢和厩舎で育て上げたGI馬。両馬とも当時のクラシック戦線で主役級の評価を得た。「2頭の中間。両方に似ているよ」と葛西助手は優しいまなざしで愛馬を見つめる。

 さまざまな顔を持つ点が大きな魅力だ。2走前の芙蓉Sでは逃げて2着。一方、ベゴニア賞では上がり33秒2の切れ味で後方からごぼう抜きを決めた。父の持久力、母の決め手を兼備。「前走はすごい脚だった。どんな競馬でもできる。競馬が上手なタイプ。いい馬だよ」と語る自在性の高さは、強豪馬が相手でも大きな武器になる。

 前走後はじっくり休養させ、春の戦いに備えた。「決して疲れていたわけではない。成長させるために放牧した。心身ともに大人っぽくなったね」と陣営の思惑通りに良化。牡牝ともにクラシックのトライアルを総ナメにしている今年の関東馬。今週は藤沢和厩舎がその気流に乗る。

 予定していた京成杯を回避し、仕切り直しの一戦に臨むサトノプライマシー。「不安が出たから無理せずに京成杯はやめました。その後は放牧へ。もともとケイコは動く馬だけど、帰ってきてからもいい動きを見せていますね」と橋本助手は回避の影響がないことを強調しながら、あらためて性能の高さに感心する。強豪相手に優先出走権利を獲得できるかに注目だ。

“藤沢和ブランド”のサトノギャラントがクラシックに名乗りを上げる

2012年03月14日