印	馬番	馬名
◎	6	クロスキー
○	2	ルカ
▲	8	マイロングタイム
×	9	フルールエトワール
☆	4	アネモネテソーロ
△	1	フジマサヒーロー

ここから進撃開始クロスキー

　東京11Ｒ・オークスは◎デゼル。前走は現地で見ていたが、他馬を置き去りにする時の脚が桁違いに速く、レース後は軽く鳥肌が立った。無敗の桜花賞馬は間違いなく強い。それでもスイートピーＳの◎ほどの決め手を使える馬も、そうそうお目にかかれない。自分の感覚を信じた。
　４頭の兄たちはみなセン馬。その血統通り？に中間で去勢された◎クロスキー。以前は集中力に欠け、さばきにも重々しさが残っていたが、中間は非常に気持ちが入っていて、走りにも素軽さが出てきた。それが形としてはっきりと表れたのが、アーモンドアイと併せた先週の追い切り。現役最強馬にしぶとく食らいついた姿は、今までとまるで別馬。このケイコだけ走れれば今の未勝利戦は問題ないだろう。「ＰＯＧファンの期待は裏切ってしまったけど、ここからはやってくれるんじゃないかな」とは国枝師。日本ダービーと同じ舞台でようやく潜在能力が爆発する。