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攻め絶品！ブトンドールが重賞連勝へ

　上位勢の調教がとにかく素晴らしいのが、このレースの特徴。甲乙つけ難いが、縦の比較で◎ブトンドールを最上位に評価した。
　調教メニューに制限のある北海道開催でのデビュー。そのなかでもこの馬の新馬Ｖは、速い追い切りが直前の半マイル（函館芝）のみという調整過程だった。函館２歳Ｓ制覇はそこから中１週。ケイコでの鍛錬は控えめ、ポテンシャルでタイトルを獲得した印象が強い。　そこから牧場で体力のベースを上げて、栗東に戻ってからは圧巻の動きを連発。１週前のＣＷでは１Ｆ10秒９の鋭さで同厩のライバル○アロマデローサに先着。さらにすごかったのが今週の坂路だ。１Ｆ11秒５は破格。想定以上の瞬発力に、ゴール前は調教映像のカメラワークが遅れ気味になった。中間の伸び幅はこの馬が一番。１Ｆ延長、坂、高速ターフといった点も何ら心配ない。▲は１週前が好時計。×は週２本しっかり負荷をかけた。以下は差がある。