印	馬番	馬名
◎	5	ヴァリスマリネリス
○	1	グランアルト
▲	9	ウインスターリング
×	10	テイクオンミー
☆	13	レダアトミカ
△	3	ヴァーティゴー
△	14	ミナヅキ
△	15	ヒロイックヴァース

攻め気配が目立つヴァリスマリネリス

　京都11Ｒ・菊花賞は◎エネルジコを本命としたが、枠の並びを見て、３番手以降の評価をかなり入れ替えた。急上昇させたのが▲ヤマニンブークリエ。この鞍上なら３０００ｍをロスなく立ち回る可能性が高く、突き抜けるシーンも想定しておく。
　唯一の関西馬△ヴァーティゴーは、調教短評を読む限り押さえ評価で良さそう。追い切りを目の前で見続けてきた関東馬の序列をうまく付けられれば、的中にたどり着けるのではないか。調教班として腕が鳴る一戦だ。◎ヴァリスマリネリス。ここまでの併せ馬で常に優勢に動けており、直前もうなるような手応えで僚馬に並び掛け、軽く促すと一気に突き放す好内容。勝ち気な性格で、いかにも初戦から走れそうな印象を受ける。兄姉は芝の二千前後で活躍していて、舞台設定も申し分ない。相手の筆頭は○グランアルト。大型馬でも重々しさは見られず、上位争いには加わってくる。