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出来アップで反撃態勢◎アティード

　東京スプリントで案外な結果に終わった◎アティードだが、休み明けの割にケイコが軽めに思えたなか、馬体減での出走。コンディション面が本物ではなかったという見方も可能だろう。４歳１月まで在籍した大井への凱旋で結果が出なかったことは残念だが、敗戦で妙味は出た。
　坂路でしっかりとベースを底上げした今回は、本来の力強さが戻るはず。３勝クラスＶが出遅れを脚力で挽回しての鮮やかな差し切り。２走前にはオープン特別Ｖと能力は確かなものがある。速い時計での好走歴、脚質に幅がある点も強調材料。軸として推す。
　軽い砂質で持ち味のスピードを生かせる○チェイスザドリームが本線。先週日曜の栗東ＣＷで６Ｆ７７秒５、今週が坂路で４８秒３。短期間での好時計連発は気力が充実している証しだろう。▲クインズメリッサは今週のＣＷで自己ベスト＝６Ｆ７９秒３をマーク。もまれない形が取れれば、非常に怖い存在となる。