印	馬番	馬名
◎	14	マンボカリエンテ
○	7	カイザースクルーン
▲	1	シゲルシンジュ
×	15	ソークアップザサン
☆	12	ソルパシオン
△	5	キンノオノ
△	13	タマノジュメイラ
△	16	マイネルデセーオ

競ってからが強いマンボカリエンテ

　競走馬には不確定要素が多く、一流厩舎でも毎年仕入れがうまくいくとは限らない。世代によってムラがあるのは当然で、豊作となった厩舎にはしばしの間、好循環が生まれる。新馬戦の検討には、流れを見極める作業も必要だ。
　２歳世代を５頭デビューさせ、既に３頭が新馬勝ちを決めている相沢厩舎は今後の２歳戦でも目が離せない存在。そんな好調厩舎の期待馬○カイザースクルーンは、ここまで調教駆けする古馬の胸を借り、しっかり食らいついてきた。水準は楽にクリア。この馬も好戦する可能性は高い。
　それでも、○以上に気になって仕方がないのが◎マンボカリエンテ。まだ派手な時計は出しておらず、コースではビシッと追ったこともない。それでも併せ馬では相手が来れば来るだけ伸びそうな感触があって、底知れない魅力にあふれている。丹念に乗られて仕上がりも進んでおり、馬券は◎の単勝と◎―○の馬連で勝負といきたい。