印	馬番	馬名
◎	3	コントレイル
○	14	ヴァルコス
▲	6	ヴェルトライゼンデ
×	9	アリストテレス
☆	10	サトノフラッグ
△	13	ロバートソンキー
△	5	サトノインプレッサ

偉大な父を継ぐ理想型◎コントレイル

　４５２キロで新馬勝ちしたディープインパクトは、ここから馬体を減少させて三冠馬となり、引退前のＪＣ→有馬を連覇した際は、体重が生涯の最小と最小２位タイだった。軽いから飛べた…の根拠だ。◎コントレイルも新馬からほとんど同じ体重。コンパクトなつくりは無駄のない走りに結びつく。父ディープの長所を踏襲した、産駒としての理想がここにある。さらに、頭の良さも見逃せない。調教は競馬の内容からすると地味。パドックでも必要以上にテンションを上げない。実戦に行けば常に冷静。母方の血統から三千が適しているとは言えないが、補って余りある賢さを持っている。
　セントライト記念の○ヴァルコスはスローに身動きがとれなかった。ゴール前の伸びは鋭く、叩き良化型の秋初戦としては合格。後半５Ｆを加速しながら１１秒台。青葉賞で証明したスタミナはこの舞台でこそ生きる。