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スケール特大！グレートマジシャンに逆らえず

　例年以上に才能あふれる素質馬がそろった印象。この好メンバーの中でも、◎グレートマジシャンのポテンシャルは頭ひとつ抜けている。前走のセントポーリア賞がダービーの有力候補へと一気に浮上する衝撃的な勝ちっぷり。１分46秒５―33秒３は、同日古馬２勝クラスの勝ち馬（同じく差し切り）＝１分48秒２―34秒４と比較しても極めて優秀。加えてラスト２Ｆ11秒２→11秒１と加速ラップを刻んだのだから恐れ入る。まだまだ余裕があった証拠。見た目にも涼しい顔、余裕十分の勝利だった。　キャリア面、１週前に美浦Ｗで負荷をかけられた点から、当然上積みも期待していいはず。操縦性が高く、舞台や頭数を考えても紛れるシーンはなさそう。ここは人気でも逆らえそうにない。
　共同通信杯の○シャフリヤールはスローで外と不利な立ち回り。前に壁を置けない区間も多く、脚がたまり切らなかった。穴なら▲ロジローズ。資質はそう見劣らない。