1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

馬三郎25時

梶尊佳

健全かつ公正な競馬に向けて一層の努力を願う。

 馬インフルエンザの影響で中央競馬が中止になった。さらに地方競馬にも感染馬が見つかり、こちらも一部で中止に追い込まれた。あの衝撃の事件から、早いもので4週間が過ぎた。現在、感染馬は検査の結果1頭出る程度で、何事もなかったように競馬が開催されている。馬インフルエンザの終息宣言が出る日も近いはずだ。
 しかし、中学1年生になる一人息子がお世話になっているJRA栗東乗馬苑にも、馬インフルエンザが飛び火した。こちらも乗馬練習ができない現状が続き、競馬同様、深刻な状況だった。
 「お父さん、かなりの数の馬が感染したんだよ。だから、馬に乗れないので厩舎の作業などをしていたけど、先週末からは先輩などが様子を見ながら乗馬を始めたんだ。僕たちも早く乗れるように、と願っているんだ」と、子供ながら乗馬再開を待ち望んでいる。
 今回、この大事件は各方面に重大な影響を及ぼし、その解決には迅速な判断、対応などが要求された。何が起こるか分からない時代だけに、この大事件がこれからの教訓になったのは間違いない。健全かつ公正な競馬に向け、携わる人すべてが一層の努力をしてもらうことを願わずにいられない。
(栗東想定班・梶 尊佳)

2007年09月13日

著者紹介

梶尊佳

梶尊佳

1949年1月24日、奈良県出身。想定班。「栗東トレセンの重鎮」と竹原チーフから命名された。競馬関係者からは長年に渡り「かじやん」のニックネームで親しまれている。日刊紙を経て馬三郎と競馬道一筋に歩んできた。血液型O。