馬三郎25時

工藤修

つくづく勝負弱さを実感した札幌出張ライフ

　現在、札幌に出張中である。馬インフルエンザ騒動により、当初は最悪の「引き上げ指令」を覚悟したが、１週のみの中止で翌週から競馬が再開。ホッとしてその後は苦しい？出張ライフを送っている。
　ただ、その余波で仕事のタイムスケジュールが大幅に狂ってしまった。今週はから通常スケジュールに戻ったが、先週までは木曜に原稿を出した後、土曜版の紙面作成時刻まで少し時間があいてしまうのだ。根が『小ばくち好き』なもので、その少しの時間を利用してパチンコ屋へ直行。裏家業に精を出した。
　タイムリミットがあるだけに?即フィーバー?をと勇んで入店するものの、やはり現実はそんなに甘くない。当たりを引けても確率変動とはならず、一進一退の攻防戦。その後時間が迫り、「少しの負けなら勝ちも当然」と撤退の覚悟を決めると、皮肉にも先が伸びそうな形での確変に突入。運良く勝ちを拾えたが、「余裕さえあれば大勝へ持ち込めたのに」と時間のなさを恨んだ。
　こんな生活が翌週も続き、つくづく勝負弱さを実感。そして、このことが端を発して?悪いモード?が襲ってきそうな嫌な予感がする、今日このごろである。
（美浦想定班・工藤修）

2007年09月20日