馬三郎25時

後藤孝男

メジャーの快進撃は?ヘビ?のおかげ？

　トレセン周辺では意外と小動物を見かけることが多い。ハンドルを握っていると犬、猫はもちろん、タヌキやイタチに遭遇することもしばしば。先日坂路での調教中には、ウサギが出現した。
　坂路走路の両サイドには植え込みがあり、そこに隠れ潜んでいると見られる。さすがにウサギは珍しく、一瞬、仕事を忘れて双眼鏡を向けてしまった。調教が終わりに近づいている時間帯で、馬が駆け上がってこなかったのを見計らって出てきたようだ。
　そういえば昨年の天皇賞・秋の直前、坂路スタンドの記者席前のコース内（ゴール板を過ぎて60ｍほどの地点）に１匹のヘビが出てきた。ちょうどそのときダイワメジャーが気持ち良さそうに登ってきて、脚にヘビが直撃。めったにお目にかかれないシーンを目にした。そしてそのヘビは、何事もなかったように藪に消えていった。
　その後、ダイワメジャーはＧ?を３勝。白ヘビではなかったが、ヘビは縁起のいい生き物と言われている。メジャーの快進撃は?あのヘビ?のおかげかも…。
（美浦時計班・後藤孝男）

2007年09月23日