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馬三郎25時
堀尾政宏
大久保龍厩舎、躍進の秘密は『危機管理』
わずか1年足らずで辞任に追い込まれた安倍首相。雑誌や新聞では「KY(空気が読めない)内閣」とやゆされたように、年金問題や閣僚の相次ぐ不祥事など、次々と発生した問題への対応がことごとく後手に回ったとあっては当然か…。すべての事象について言えることは?危機管理能力の欠如?だろう。
競馬の世界でも危機管理能力に優れた厩舎ほど、好成績を残しているのは言うまでもない。躍進目覚ましい大久保龍厩舎は、師をはじめスタッフ全員が入厩馬の状況を常に把握し、どんな事態にも対応できるよう、徹底した管理が行き届いているように思う。
例えば、ダービーでの激走が記憶に新しいアサクサキングス。ただ、この激走にもそれまでの過程があり、当時の取材では「新馬?特別戦を連勝した2歳秋ごろと比較すると、走り方が伸び切ったフォームになっている。だから、この中間に良いころのフォームに戻るよう調教で工夫してきた」(師)と馬の異変にいち早く気づいて、NHKマイルCから中2週という短期間でよみがえらせたのだ。
秋初戦に向けても、牧場からの輸送中に馬インフルエンザ騒動に巻き込まれ、トレセンへ入厩できなくなったが、即座に近隣のグリーンウッドへ連絡を取って移動先を変更し、影響を最小限にとどめたとのこと。優秀なスタッフのもとで育成されているアサクサキングスの将来は、希望の光でいっぱいだ。
(想定班・堀尾政宏)
2007年09月22日
著者紹介
堀尾政宏
1972年1月6日、愛知県出身。栗東想定班。きゅう舎取材と過去のレースをもとに、緩急自在の予想がモットー。得意レースは500万、1000万のダート戦。特に最終レースでは無類の集中力を発揮する。血液型0。(ラジオ関西解説者)
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