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馬三郎25時

日本馬が参加しないから…という理由で冷めてしまうのも?

フランス、凱旋門賞を取材してから1年がたった。今年、世界最高峰のレースは10月7日に開催される。あと数日と迫っているのに何の話題も出ない。ウオッカとメイショウサムソン。日本馬2頭の回避がその原因だが「いつやるの?」、「興味なし」では寂しい。 海外競馬―。かつての自分は?趣味の延長?程度のもの。「馬券も売らないし…」という感覚だった。某助手宅で見た?グランドナショナルの歴史?のビデオがきっかけだった。出走馬40頭のうち、完走が10頭にも満たないほどの過酷な障害レース。2度にわたるスタートのやり直しや、爆破予告による中止などの背景もあって、競馬文化の違いに心を動かされた。願えばかなうものだ。海外馬の取材を切望するなか、馬三郎からデイリーへ移籍。その年にJC取材、翌年にはフランスでの取材を任された。海外の馬や競馬、そして青い目の関係者に直接触れることができた。

 ハーツクライのドバイG?制覇、キングジョージ3着。メルボルンCの角居厩舎ワンツー。昨年は海外遠征ラッシュだった。ディープインパクトの凱旋門賞はNHKでも放送され、競馬を知らない人ですらテレビにかじりついた。3位入線失格という結果には終わったが、その瞬間はみんなでディープの背中を押した。 一度は興味を持った海外競馬だ。日本馬が参加しないから…という理由で冷めてしまうのも味気ない。今年、日本はパート?国に昇格した。日本の競馬が英、仏、米に並ぶ国際的価値であると認められたことになる。我々マスコミも海外競馬を伝える努力をもっとするべきだろう。今年の凱旋門賞はオーソライズド(英ダービー馬)VSディラントーマス(キングジョージ)に注目したい。ニエユ賞を制したソルジャーオブフォーチュン(愛ダービー馬)が2強を崩すか。週末が楽しみだ。(関西デイリー・井上達也)

2007年10月02日