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馬三郎25時

土屋景

ダービー馬が秋華賞で負けることは許されないが…

 ミルウォーキー・ブルワーズのプリンス・フィルダーがホームランを50本打ち、07年MLB・ナショナルリーグの本塁打王に輝いた。
 父はご存知のように、我が阪神タイガースで89年にプレーしたセシル・フィルダー。翌90年にデトロイト・タイガースで51本の本塁打を放っており、MLB史上初めて父子でシーズン50本塁打を記録したことになる。そして同時に、23歳139日というMLB史上最年少で50本を記録したのだから、末恐ろしい?ジュニア?だ。右左や打撃スタイルの違いはあるが、豪快なスイングはもちろん、ぽっちゃり体型&どんぐり眼がそっくりなのがいい。
 父子での偉業は競馬の世界ではよくある。記憶に新しいところでは今年の日本ダービーだろう。02年の勝ち馬であるタニノギムレットの娘ウオッカが、牝馬としては64年ぶりに日本ダービーを勝つというウルトラC(古い人の言い回しだが…)を決めた。
 3歳春ですでに『伝説の名牝』になった感があるが、そのウオッカが秋華賞で復帰する。新聞や雑誌あたりでは桜花賞馬ダイワスカーレットとの一騎打ちムードになっているが、果たして秋華賞を勝てるのだろうか。そしてこの2頭で順当に決まるのだろうか。
 きちんとした根拠はないが、どうもウオッカが勝つような気がしない。それはなぜか。日本ダービーですべての?運?を使い果たしてしまったような気がするからだ。本来、ダービー馬が秋華賞で負けることは許されないが…。
(編集部・土屋 景)

2007年10月06日

著者紹介

土屋景

土屋景

デイリースポーツから06年初、編集部に異動。3台のパソコンに囲まれ、日を追うごとに視力が低下中。『勝利への近道は血統攻略』という持論から、予想&馬券において血統の占める割合は50%。本命は1点、穴は総流しがモットー。