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馬三郎25時

梶尊佳

中身の濃い、THE・競馬劇場に期待したい

 時の移ろいは早い。今年はことのか残暑が厳しかったが、朝夕はめっきり涼しくなり、肌で秋を意識できる季節になってきた。
 競馬の世界も夏の小倉や札幌が終わり、本格的な秋の競馬シーズンがやってきた。親しい厩舎関係者が「われわれ人間もそうだけど、競走馬にとっても秋は一番過ごしやすい季節。仕上げやすいし、年中、こんな環境だったらと思うけどね」と、かなわぬことと知りながら思わず願望を口にした。
 「天高く馬肥ゆる秋」とはうまく言ったものだ。毛ヅヤがさえ渡り、好馬体を誇示しながら競馬場やトレセンをかっ歩する。そんな競走馬を『芸術品』と表現した人もいるほど、サラブレッドの姿は素晴らしく、ほれぼれしてしまう。
 秋華賞の最有力候補ダイワスカーレットがまさにそれだ。春のひ弱さが解消されローズSを完勝。一段の?さえ?を披露した。加えて490キロ近い馬体も程よくスッキリ見せ、2つ目のG?奪取に向けて臨戦態勢は整っている。
 安藤勝が、ダービー馬ウオッカを意識しながらゴールまで真一文字に突き進む。これを阻止しようとウオッカ&四位コンビが真っ向勝負に打って出る伏兵陣も虎視たんたんとG?の座を狙っている。京都で演じられる秋華賞は、迫力満点の1戦だ。中身の濃い、THE・競馬劇場をこうご期待。 
(想定班・梶 尊佳)

2007年10月13日

著者紹介

梶尊佳

梶尊佳

1949年1月24日、奈良県出身。想定班。「栗東トレセンの重鎮」と竹原チーフから命名された。競馬関係者からは長年に渡り「かじやん」のニックネームで親しまれている。日刊紙を経て馬三郎と競馬道一筋に歩んできた。血液型O。