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馬三郎25時

鶴谷義雄

「今度、勝ったら死ぬかもしれないな」

 秋の中山開催から本紙予想を卒業。仕事の内容は同じだが、究極の責任感から逃れてマイペースの取材活動を楽しんでいる。
 先日の毎日王冠では8番人気のチョウサンが、あっと驚くレコードで快勝。単勝4440円の穴馬券になった。オーナーは長山尚義氏で名字からチョウサン。馬名の由来になっている。取材ノートには感触から△印が付いていたが、相手関係から無印に。直線、外から強襲して来たのにはビックリした。
 清水利師も「坂を上がってダイワメジャーに並びかけてきたときは?ひょっとすると?と思ったけど…。腰が抜けるかと思ったよ」と苦笑い。うれしい誤算だったようだ。そして「オーナーは馬を大事にする人で、なかなか上げない(引退)んだ」と言うが、つくづく運命のイタズラを思い知らされた。
 ダービーの出走権利をかけた青葉賞でハナ差の4着。「悔しかったね、あのときは。でも今にして思えば、押せ押せで本番を使っていたら、今がなかったんだろうね。この毎日王冠も…」と感慨深い表情を浮かべていた。
 次は天皇賞・秋。松岡から主戦の横山典に戻りG?戦に挑む。「今度、勝ったら死ぬかもしれないな」と好々爺は大笑い。注目してみたい。
(美浦時計班・鶴谷義雄)

2007年10月18日

著者紹介

鶴谷義雄

鶴谷義雄

山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。