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馬三郎25時
城谷豪
ファン拡大の起点になるのは『夢の対決』
今週の月曜、ぼんやりテレビを眺めていたら夕方の「ちちんぷいぷい」(関西ローカル)で阪神・星野シニアディレクターの特集を放送していた。「阪神の総括と五輪についての話題だろう」と見ていたら、前半こそ想像通りの展開だったが、後半からは内容が急変。スポーツ界全体のファン離れと、マスコミのあり方について熱く語っていた。
「夢の対決という図式がなくなったのがファン離れの最大の要因」との星野SDの意見を「そうやそうや」と他人事のように聞いていたが、ふと「競馬業界にも通じる部分があるのでは?」と考えさせられた。
野球のメジャー流出と同列に並べるのは正確ではないが、年末の香港国際競走に出走する馬が増え、有馬記念での夢の対決が実現しにくくなっている現状と少し似ている。名誉や夢、賞金面などを考慮して海外遠征する陣営の決断に異議を唱えるつもりはないし、日本馬のレベルを見せつける絶好の機会だと応援もしている。ただ、記者がまだ一ファンだったころの有馬記念にはせる思いと今を比較すると、何か物足りないのも事実である。
ファンにはファンの、関係者には関係者の夢がある。その夢は決して同じとは限らない。ただ、互いに共通する夢もあるのではないか。それを見いだした時、ファン拡大の起点になるのかもしれないと、記者の端くれとして考えさせられる1日だった。
(時計班・城谷豪)
2007年10月27日
著者紹介
城谷豪
生活習慣にも負けず、休日の早朝は爆睡を続けるも、パチンコ店開店前には不思議と目覚めが良い気分屋。栗東支局の副チーフ及び突っ込みを担当、時計班。トレードマークは長〜い後ろ髪。12月25日、兵庫県出身。わがままなB型。
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