1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

馬三郎25時

赤木俊介

歴史に残る熱戦を期待

 今年27回目を迎えるJC。第1回のメアジードーツに始まり、まだ記憶に新しい昨年のディープインパクトまで、世界中の名馬たちが府中のターフでデッドヒートを繰り広げてきた。

 過去26回の中で、最も強烈なインパクトを受けたのが89年。ご存じの方も多いだろう。ホーリックスがオグリキャップの猛追を振り切り、当時の世界レコードとなる2分22秒2という驚がくのタイムで制したレースである。さらに驚いたのがレース内容で、注目して欲しいのが道中のラップ。最初の1Fが13秒0だった以外は、2?9Fまですべて12秒以内。そう、一度も息を入れることのできない過酷なペースだったのだ。そんな超ハイペースを楽々と3番手で追走し、直線では早め先頭からそのまま押し切ってしまったのだから、何ともすごい牝馬だ。

 ちなみに二千mの通過は1分58秒0。現在の東京芝2000mのレコードと同じである。今とは違い、芝の育成技術がそれほど高くなかったことを考えれば、こんなレースは2度と見られないのでは、と思うほど、すさまじいレースだった。

 今年は超目玉だった凱旋門賞馬ディラントーマスに入国許可が下りず、参戦が不可能となってしまったが、それでも好メンバーがそろい楽しみな一戦となった。どんなレースになるのか、今年も楽しみで仕方がない。  

(想定班・赤木俊介)

2007年11月24日

著者紹介

赤木俊介

赤木俊介

1983年7月20日、兵庫県出身。栗東想定班、坂路を担当。きゅう舎関係者から得た情報をわかりやく伝えていければ…と思っている。基本的に穴党で、危険な人気馬を見つけて高配当狙いの馬券が中心。血液型O