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ポリトラック馬場導入の難しさ
美浦に完成したニューポリトラック馬場。オールウェザー(全天候型)馬場として完成前から期待は大きかったが、11月16日の開場から盛況で多くの厩舎が利用している。初めて本格的な追い切りが行われた11月21日は、153頭の馬が時計を出したが、翌週の28日には213頭と50頭も増えた。
関係者から否定的な意見はあまり聞かれない。藤沢和師は「雨でも、同じようなコンディションで調教できるのは素晴らしいね」と利便性を語り、松山康師も「その馬の状態に応じて、使い分けられるからね」と新たに誕生した馬場を歓迎していた。他の調教師からも多くの意見を聞いたが、みな馬場の素晴らしさを肌で感じていた。
しかし、口をそろえるのは「ようやくできたね」。今、世界はポリトラック馬場中心になりつつある。これは調教場ではなく、レースでのことだ。米国では多くの競馬場が、ポリトラック、もしくは新素材馬場になっており、ドバイに新しくできる競馬場もダートではなく、ポリトラックになるようだ。
そうなると、ダート戦の国際交流の意味がなくなる。今年はJCダートに外国馬が3頭参戦したが、昨年は不参加だった。ダート競馬が盛んな米国がポリトラックにチェンジしていけば、いくら賞金が高くても適性の合わないダート競馬への参戦は少なくなる。そして、日本のダート馬が遠征することも。世界から日本が取り残される可能性が出てくる。だからと言って、地方競馬、生産界のことを考えると、簡単に競馬場のレースコースをポリトラックに変えることも難しい。美浦にポリトラック馬場ができたことは喜ばしいことだが、これで終わりではない。今後の動向に注目していきたい。(東京デイリー 小林正明)
2007年12月04日
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