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馬三郎25時
野田口晃
やはり有馬記念は特別なレースだ
有馬記念が終わった。初めて仕事=競馬担当記者として観戦した90年は、オグリキャップが奇跡の復活。約17万7千人のファンの熱狂と興奮に包まれた中山競馬場のスタンドは、それこそ船のように揺れていた。
最も予想に自信があったのは97年。土曜朝に中山ダートを踏み抜くかのような力感で3周もしたシルクジャスティスは、担当の村田助手の笑顔を見るまでもなく絶好調だと確信できた。
苦い思い出もある。“特落ち”を経験したのは、1番人気のトウカイテイオーが11着に惨敗した92年。レース後、同馬は中間に虫下しをしていたことを関係者が厩舎で明かしたが、フォローできなかった。それ以降、G?のレース後は原稿を担当する馬の厩舎を訪ねることを心がけた。
ほかにもいろいろな記憶がよみがえる。やはり、ダービーと有馬記念は競馬記者として特別なレースということなのだろう。
今年はドリームパスポートから馬連とワイドを買った。久々のJCは折り合いを欠いて不発に終わったが、4角ではうなるような手応え。底力を垣間見た気がした。一瞬の切れは小回り向きで、秋2戦目と体力的に消耗していない点も魅力と感じて勝負した。
結果は6着。4角での落馬寸前の不利には思わず目を覆った。まともなら、複勝圏には届いていなかったか―という思いはある。とはいえ、これも競馬。正直、個人的にあまり記憶に残らないかもしれないグランプリになったが、来年は「腰が抜けるほど大もうけをした」というレースになってくれたら最高だ。
(編集部・野田口晃)
2007年12月24日
著者紹介
野田口晃
1967年10月6日、秋田県出身。デイリー本紙から04年2月に編集部異動。馬よりも犬好きで、犬の気持ちは結構分かると自負する。この力を馬=競馬にもつなげられないものか。ノースフライトが好きな中穴党。血液型B。
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