馬三郎25時

浜口和也

一人旅で行った『歴史観光』がいい刺激になった！？

　先日、休日を利用して一人旅に出てきました。これといって理由はないが、行き先はなぜか広島県。尾道ラーメンや広島風お好み焼きなどの『食』がメインテーマだったが、宮島の厳島神社など『歴史観光』も少なからず経験できた。

　その中でも特に印象深かったのが、平和記念資料館。原爆が落とされた当時の広島の写真や、戦争を目の当たりにした子供の絵など、かなり衝撃的なものだった。実はここには小学生のころにも訪れているのだが、当時とは全く異なる受け止め方をした。その?重み?を真正面から感じた良い経験になったように思う。

　そういえば競馬に対する感じ方も、昔と違ってきているような気がする。いい意味で表現すると大人になったのかもしれないが、どこか日に日に鈍感になってきているように思う。どんな小さなレースでも、どれほど弱い馬の追い切りでも、ベストな表現で読者に伝えていくのが私の仕事。今年はイチ競馬ファンだった昔のように、もっと感性を研ぎ澄まして仕事をしていきたいと思っている。

（栗東時計班・浜口和也）

2008年01月13日