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馬三郎25時

森元要輔

週末のトレセンは『マル秘情報』の宝庫

 競馬記者の週末は、競馬場に行って取材をする人と、トレセンに残って時計を採る人に分かれる。時計班に所属している筆者は、基本的に後者となる。先輩方に比べると“美浦残り”の回数が多いため、他社の方から「かわいそうに…」と同情されることもしばしば。でも、当の本人は全く“美浦残り”が苦になっていない。むしろ楽しんですらいる。

 なぜなら、毎回のように厩舎関係者から『マル秘情報』を聞くことができるからだ。週末はトレセンにいる記者の数が平日に比べ圧倒的に少なく、どこか穏やかな空気が漂っている。そのため、土日になると関係者もみなリラックスしている(ような気がするだけかもしれないが…)。

 そこで飛び出すのがお宝話。実際、当たり馬券に直結するから、こちらとしては笑いが止まらない。過去にも何度となくおいしい思いをさせてもらってきただけに、本当はすべてを自分の心の中だけにとどめて置きたいところだが、今回だけ特別に、先週の日曜日に南田師から聞いたお宝話を披露しよう。

 それは前日(19日)の新馬戦で2着に入ったパンプキンアリスについて話を聞いている時だった。「まだ長めからビシッと追い切っていなかったからね。その分、負けてしまったけれど、すごく期待している馬で、またがった村田も『かなりのところまで出世できると思いますよ』と言ってくれたんだ。社交辞令も混ざっていると思うけど、うれしいよね」と満面の笑みで語ってくれた。

 この話を聞いた筆者が、師以上に満面の笑みを浮かべたのは言うまでもない。師と村田の言葉を信じ、確勝級の次走も含め同馬をしばらく追いかけ、もう儲けようとたくらんでいる。

(美浦時計班・森元要輔)

2008年01月23日

著者紹介

森元要輔

森元要輔

 美浦時計班。愛称は「ブタ」で25年間通ってきたが、最近は田中将大に似ていると言われるように。ようやく人として認められたようだ。他人より食費がかさむため毎日が正念場。天才タイプに出なかった、残念タイプのAB型。