馬三郎25時

城谷豪

思わぬ“玉川効果”で千葉騎手から原稿ネタをゲット！

　年に一度のお楽しみ、小倉出張も折り返し。今年は組長・玉川記者が美浦居残りということなので、毎年設立していたパチスロ会社は休業。個人勝負となった。

　着いて早々「今年のスロットはどうしようかな」と考えていたら、二本柳から「今年は会社じゃないから大もうけでしょ」とポツリ。そう、一昨年、昨年と会社を切り盛りして?ダメ社員?玉川を何度となく助けていた姿を見ていた彼は、記者の勝負強さをよく知っている。

　鈴来、嘉藤を含めてパチンコ議論を交わした後、ふと気づいた。「やべぇ、馬の話を聞いてねえや」と…。慌てていると千葉が「馬三郎の方ですか？いつも玉川さん（所属の成島厩舎を担当）にお世話になっていて…」と、思わぬ玉川効果があった。その彼が「ボク、メルシーエイタイムが２走前に平地を使った時に乗ってたんです。久々だし厳しいと思ってましたけど、差のない?着でしょ。いやぁ?走りますよ。次に平地を使う時はぜひ乗せて欲しいですね。しかもその後、横山義のアニイが乗って中山大障害を勝つんだから。もうメッチャ感動しましたよ」と自分のことのように喜んでいた。

　千葉の笑顔を見て素直にほほ笑んでいる自分の頭の中では「千葉クン、助かった。これで?トレセン25時?の材料ができたよ』と安どの表情を見せるもう一人の自分がいた。猛省である。

（栗東時計班・城谷　豪）

2008年01月26日