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馬三郎25時

吉田順一

『思いこみ』をなくして生きていこう!

 「人間の思いこみとは怖い」ということが、今年になってつくづくわかった。

 思い起こせば3年前の夏、函館出張中にタチの悪い先輩にそそのかされて始めたゴルフ。レッスン代をケチり、隔週の雑誌?ゴルフ○ゥデイ?に連載されていた、上田桃子や諸見里しのぶといったトップ女子プロのティーチングプロをしている江連忠氏のコラムや、丸山茂樹や平塚哲二のティーチングプロをしている内藤雄士氏のコラムなどを読みあさる日々が続いた。キャリアを積むごとに進化(退化との見方もある)してきたつもりだったが…。

 今年になってゴルフをやり始めた他社の記者を囲み、基本中の基本であるグリップ談議になった時のことだ。自分のグリップにまさか間違いはないと思って「こう持つねん」と、偉そうに講釈をたれていたが、本腰を入れてレッスンプロに習っている某記者に「右手、おかしいんちゃう?」と一しゅうされてしまった。

 半信半疑のまま帰宅し、部屋にあった雑誌を引っ張り出して確認すると、なんと右手の親指と人差し指の位置関係が微妙にズレていた。かれこれキャリアは2年半。まさか、初歩も初歩のグリップが間違えていたとは…。恐る恐るその新グリップで月曜日にラウンドしたらビックリ。スムーズにスイングできるではないか。もっと早く知っていれば、進化度もだいぶ違っていたはずだ。

 競馬も同じ。冠名のつく馬などは、レースが終わってから違う馬だったことに気づくことしばしば。まだまだ記憶力がサビる年齢ではないはずで、これからも?柔らか頭?を駆使してさまざまな『思いこみ』をなくしたいと思っている。

(栗東時計班・吉田順一)

2008年01月31日

著者紹介

吉田順一

吉田順一

1973年7月10日、兵庫県出身。栗東時計班。予想は7割の感性と3割の理論で好バランスも、馬券は理論が上回りチビりがち。追い切りとパドック重視で馬の本質、適性を見いだすことに躍起になっている。大らかなO型。(ラジオ関西解説者)。