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馬三郎25時

大沼博之

関係者の本音を耳にした2頭に注目

 先日、トレセン近くの中華料理屋で食事中、江戸崎警察署の留置場からギョーザとチャーハンを注文する電話が聞こえてきた。実際はよく知らないが、映画などで見る限り、「普通はカツ丼だろう」と仲間と話していたが、このあたりでは「うまい物や好物ではなく、嫌いな物を食わせてゲロ(自白)させるんだろう」という結論に達した。

 競馬の世界も関係者に本音を話してもらうのはなかなか難しい。チャンスがあればあるほど、レースが近づくにつれて口が重くなったり、煙幕を張って他陣営からのマークをかわそうとする。そこは長年の付き合いがあるので何とかコメントをもらうが、かえってレース直後のインタビューとか、1週前、2週前の追い切り時などに本音を語ってくれたりするものだ。

 水野厩舎の中尾得治厩務員は、オペラダンディの1月17日の追い切りを馬三郎の記者席で見て、「今回の方が断然いい。得意の東京で勝ち負けだね」と語っていたし、入れ替わりで記者席に上がってきた兄の中尾俊秀厩務員(堀厩舎)は、ベロボーグについて「前走は久々の上、前半から競り合う厳しい展開になったからね。小倉の小回りならいい競馬になるよ」と話していた。

 今週はどんなコメントになっているかは分からないが、津軽三味線の吉田兄弟と違って、こちらの中尾兄弟、三味線は弾かない。

(美浦時計班・大沼博之)

2008年02月01日

著者紹介

大沼博之

大沼博之

美浦時計班。50万キロ突破目前の愛車同様、丈夫だけが取りえだったが、年齢とともに頭髪と記憶の薄れが目立つ。ハイリスク→ローリターンならともかく、ノーリスク→ノータリーンとならぬよう24時間競馬と真剣に向き合う。