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馬三郎25時

吉家誠

「また見てしまった、218発の死闘」

 07年1月2日、プロレス史に残る一戦。“鉄人”小橋健太の復帰戦(小橋・高山VS三沢・秋山)を見るのは、今年に入って10回目。僕は馬券が外れた時や疲れている時に、この試合を見て元気をもらうようにしている。

 小橋はがんに侵され、医師からは「まず生きること」と言われたが、わずか1年半で病気を克服。リングに上がる驚異の回復力はまさに“鉄人”だ。

 会場にはもちろん『小橋コール』…武道館中のファンをじっくり見渡しながら、花道の感触を確かめるかのように歩く姿は涙もの。
 …そして歴史に残る試合のゴングが鳴る。

 復帰戦というにはあまりに激し過ぎる試合となった。小橋に対して全く遠慮のない三沢、秋山の攻撃。それに決して屈しない小橋は、1試合の中で218発ものチョップをあびせる。「これが復帰戦か?」と思わせる戦いぶりで、ブランクは全く感じられなかった。
 最後は三沢の雪崩式エメラルドフロウジョンに力尽き、3カウントを取られ負けてしまったが、最高の復帰戦を見せてくれた小橋に感無量。

 この試合で小橋が出した218発のチョップは、一生忘れないだろう。でも、先週馬券で負けたことは早く忘れたい。今週の復帰戦(?)は驚異の回復力に期待だ!

(編集部・吉家 誠)

2008年02月04日

著者紹介

吉家誠

吉家誠

1978年9月19日、香川県出身。編集部。馬券は誰に何と言われようが好きな馬を追い続けて買う。もし外れたら騎手のせいにするか、ライヴに行って暴れて忘れるという超プラス思考。得意技は敗北の記憶をすぐ消せること。