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馬三郎25時

連続騎乗で内田博が真価発揮!

 3月1日にJRAジョッキーとしてデビューした内田博。「おそらく取り合いになるだろう」と国枝師が話すように、有力馬の騎乗が続々と決定。これまではスポット参戦で結果を残してきたが、JRA所属となるとどれほどの活躍が見込めるのか。可能性について少し調べてみた。

 当の本人は地方ジョッキーが活躍する現状について「地方競馬は本番の騎乗回数が多い。たくさん乗っている分、テン乗りでもうまく乗れるのではないか」と分析。実際に、大井所属時に中央で騎乗するときは大半がテン乗り。調教で感触もつかめないままのレース本番である。不利な状況の中で昨年は中央で204戦に騎乗、勝率10・3%、連対率19・6%という成績だった。

 ここからが本題。じっくり腰を据えられるのだから、今後は同じ馬に連続騎乗の機会が急増する。昨年の204戦中、前走に引き続き中央所属馬に騎乗したケースは全部で26回。〈4・4・1・17〉、勝率15・3%、連対率30・7%と全体成績に比べてグンと上昇する。テン乗りが得意とはいえ、各馬の癖を知った方がやはり断然有利。参考として昨年の関東ジョッキーで、連対率トップをマークしていた横山典が27・4%。これを楽に上回る。

 1、2日のデビュー週は土曜に3勝、日曜は1勝の計4勝。だが、これはあくまで序章。テン乗りではなく連続騎乗の増える今後に、より真価を発揮するだろう。

(関東デイリー・豊島俊介)

2008年03月04日