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出てこい!胸熱くする?個性派?
先日、栗東トレセンの宿舎でくつろいでいたときのこと。いつものように、風呂上がりにビールをグビッと1杯。ダラダラしながらテレビのチャンネルをピッピと変えていた。すると一瞬だけ懐かしい競馬のワンシーンが映った。画面には序盤にもかかわらず、口を割りながら全力で走っている“荒くれ馬”の姿が。不思議なもので、その馬が“ヤツ”であることは1秒で分かった。当時、馬券はほとんど敵に回していた“癖馬”ダイタクヘリオスだ。
きのうの敵はきょうの友―。ヤツの走りはすごくアグレッシブで、十数年前の映像にもかかわらず、何だか久々に胸が熱くなった。当時、私はヤマニンゼファーの大ファンで、ヤツはいわば憎きライバル。だが、もし味方につけていたとすれば、闘争心むき出しの熱い走りに“やみつき”になっていたかもしれない。
興味を持って、もう一度調べてみると、インターネットの百科事典、ウィキペディアには面白いことが書いてあった。「主に短距離で活躍しながら、有馬記念のような長距離競走にも出走していた馬としては最末期の馬といえよう」。熱い走りもさることながら、スプリンターズS4着から連闘で有馬記念に挑戦した武勇伝の持ち主。6Fから倍以上の2500mに連闘…近代競馬ではまず考えられないことだ。しかも、戦法はこれまで通りの真っ向勝負。結果は大方の予想通り、直線でスタミナが切れて逆噴射(12着)したが、現役最後のレースも自分のスタイルを貫き通し、華々しく去っていったさまはやけに格好良かった。
こんなオヤジっぽいことは言いたくないが、最近「昔は楽しかった」とついついこぼしてしまう。昔みたいに“コイツとなら心中してもいい”と思えるような個性派に、そろそろ出会いたいのだが。
(関西デイリー:松浦孝司)
2008年03月11日
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