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馬三郎25時

塩手智彦

超大穴配当の裏には投票制度の影響が…

 自分が思っているだけかもしれないが、最近はどうも1000万条件から上のクラスで荒れるレースが多いような気がする。レース自体は見ていてとても面白いのだが、予想&馬券の結果はサッパリだ。

 特にびっくりしたのは、先週日曜の中山12R。

1着チャレンジシチー (単勝 82・3倍、13番人気)
2着マグネティックマン(単勝142・7倍、16番人気)
3着レッドスポーツカー(単勝 43・0倍、11番人気)

 上位3頭とも2ケタ人気馬が入線し、3連単はなんと641万6270円!2、3着馬は取材を担当している天間厩舎の馬だったとはいえ、どれだけ一生懸命考えてもこの結果にはたどり着かない。

 その結果の一端として、現在の投票制度の影響があると思っている。06年の制度変更により500万を勝った馬はすぐ1000万に昇級するようになった。その結果、1000万クラス以上の馬が急激に増えてしまい、レースに出走するのさえ非常に困難な状況になっている。

 厩舎関係者やわれわれ競馬記者にとっては、頭を悩ませる問題だが、穴党ファンにはこの状況を馬券作戦に役立ててほしいと思う。1000万から上の条件では、先週のような超大穴配当が出る可能性が高いと、特大ホームラン狙いを続けてみるのも面白いのでは。  

(美浦想定班・塩手智彦)

2008年03月21日

著者紹介

塩手智彦

塩手智彦

 この世界にどっぷりとつかり、気付けば厩舎取材班ひと筋で20数年が経つ。マイペースながらも、着々と人脈を拡げてきた。常識にとらわれず、取材で得た情報を予想に反映させて、大穴ゲットといきたい。1971年6月10日生まれ、東京都出身、B型。