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鶴谷義雄
思い出が詰まった美浦トレセンも今年で30周年
山口県には昔から、1月はいぬる(帰る)、2月は逃げる、3月は去る、という言い伝えがある。人生はあっという間に過ぎるため、悔いを残さないよう生きるという戒めだ。もう半世紀以上も生きてきたので、「なるほど」と毎年感心させられるが、気づくと今年も春が終わりかけている。特に我々競馬記者は、生活のリズムが1週間単位。このところ、ついて行くのが精いっぱいといった感じだ。
美浦トレセンは今年で30周年。4月21日にはトレセン内の厚生会館で記念式典が行われる。村長を始めとする地元の有力者、歴代の場長、競馬関係者、マスコミ各社など300人近くも出席する。
思い出はたくさんある。トレセンができる前は東京競馬場、中山競馬場、白井分場と3カ所で調整されていたが、完成したトレセンは南北2コース。各記者の振り分けが問題になったが、有力馬が多い東京担当が広い南馬場、中山と白井担当が北馬場に決定したという経緯がある。
当方は中山所属だったので北馬場担当に。名伯楽の尾形藤吉元調教師(尾形充師の祖父)を筆頭に、大久保末吉師(大久保洋師の父)、八木沢師、奥平真師(奥平雅師の義父)と昭和の競馬史を彩った面々がズラリ。それぞれ東京競馬場出身だったので面識がなく、ゼロからの出発になった。いつも怒鳴られながらの取材だったが、今思えばいい勉強をさせてもらった。記念式典でもふと思い出しそうだ。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2008年03月28日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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