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馬三郎25時

松永篤

松山康久調教師と会話したときは緊張しました。

 『おきて破りの3冠馬』と呼ばれたミスターシービーが偉業を達成したのは、今から24年前のことだ。そう、その1983年は自分が生まれた年なのである。

 ミスターシービーはトウショウボーイの子ながら、追い込み一手の脚質。「ダービーポジション」も「淀の坂越え」も全く関係なかった。その常識外れの魅力に完全に取りつかれ、学生時代はシービーのDVDを購入し、そのしびれるような走りを何度も何度も見返していた。競馬記者になるきっかけと多大な影響を与えてくれた1頭と言える。

 美浦想定班に加わった今年1月の下旬。右も左も分からないまま、美浦トレセンの中を先輩の後について行き、あたふたしながらもたくさんの厩舎関係者にあいさつをして回った。そんな中、ひと際大らかな表情であいさつを返してもらったのが、松山康久調教師だった。あのミスターシービーを手掛けた名伯楽だ。その師と直接会話をかわしたときは、緊張感と妙なうれしさで気持ちが高揚し、不思議な感覚に陥ってしまった。もちろん、それは2カ月たった今でも変わりはない。

 これから競馬記者として、精いっぱい励みたい。そして、馬三郎読者や『ネット版&携帯サイト』馬三郎のユーザーの方にはより良い情報を提供し、競馬をもっともっと楽しんでもらいたいと思っています。

(美浦想定班・松永 篤)

2008年04月11日

著者紹介

松永篤

松永篤

美浦で4年間過ごし、2012年3月から栗東に移籍。サッカーで培ったスタミナを財産にトレセン内を駆けめぐる。栗東想定班。担当厩舎は角居、笹田、鮫島、梅田智、村山など。東京都出身、血液型B型。勝負馬券はシンプルイズベストの単複。