馬三郎25時

古河雄一郎

ダービーで巻き返せ！マイネルチャールズ

　桜花賞に引き続き、混戦と言われた皐月賞が終わった。例年、現地へ行って観戦するのだが、今年は仕事ということもあり、編集部で見ることになった。

　昔から、皐月賞は「速い馬」、ダービーは「運のいい馬」、菊花賞は「強い馬」が勝つと言われていたが、その格言通りの結果に…。

　７番人気のキャプテントゥーレが先手を奪いそのまま逃げ切り勝ち。２着に６番人気のタケミカヅチが入り、桜花賞に続き、またしても荒れた。実績馬が強い競馬をして勝つといったレースも見てみたいと思ったのは筆者だけだろうか？

　今回の１番人気マイネルチャールズは３着確保がやっと。同馬は筆者のＰＯＧの１頭だけにデビュー時からずっと注目していたが、今回はスタートが悪く、道中の反応もひと息。ショックだったのはタケミカヅチに競り合いで先着されてしまったこと。後ろの馬には抜かせない勝負根性が持ち味だったのが…。それでも３着に来たのはやはり能力。まあこれでダービーが楽しみになった。今度は巻き返してくれるだろう。その時は、東京競馬場に行って声援を送るつもりだ。

（編集部・古河　雄一郎）

2008年04月21日