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馬三郎25時

石堂道生

新潟は『競馬記者としての原点』

 来週からは新潟開催がスタートする。新潟は初めて滞在出張した競馬場であり、先輩方に取材のいろはを学んだ、いわゆる『競馬記者としての原点』と言える地だ。江田照騎手や勝浦騎手と知り合うきっかけとなったのも新潟で、この業界の奥深さを知った思い出の場所である。

 今年の2月から時計班へ異動になったので顔を合わせる機会が大幅に減ったが、先日、勝浦騎手とトレセン内でばったり。「ちゃんと仕事やってるの?」と冗談交じりに言われ、「やってますよ!」と返したものの、現実には日々の仕事について行くのが精一杯。完全に壁にぶち当たっている状況だ。

 時計班の仕事は、いわば?職人技?に等しく、熟練した技とセンスが要求される。人間関係が重視される想定班とは違い、同じ競馬記者でも全く別の職種であると痛感した。毎日、四苦八苦しているが、早く一人前になれるように向上心だけは常に持ち続けている。

 別れ際に勝浦騎手が「じゃあ頑張ってね」と何気ない言葉をかけてくれた。自分にとっては今一番必要で、新たな気持ちにさせてくれる言葉だった。しばらく心に響いているだろう。

(美浦時計班・石堂道生)

2008年04月23日

著者紹介

石堂道生

石堂道生

1983年2月12日、大阪府出身。08年より美浦時計班、南馬場担当。模索しながら行き着いた予想スタンスは追い切り重視。自分の目と直感のみを信じて、後悔しない馬券しか買わない。次世代TMの若きエースの座を狙う。