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馬三郎25時
小桧山師の馬を愛する姿勢に感銘
20日に中山競馬場で行われた皐月賞へスマイルジャック、ベンチャーナインの2頭を送り込んだ小桧山悟調教師(54)。管理馬が30頭そこそこであることを考えれば快挙だろう。師のスタイルは、馬と愛情を持って接すること。「ウチの馬はマッサージに行くとき“愛情たっぷりで育てらいるのが分かりますよ”って言われるんだ」。
背景には幼少時代の経験がある。小桧山師ほど、異色かつ壮絶な経験をしてきたトレーナーもいないだろう。小さいころから親の仕事の関係で中東アジアやアフリカを転々とした。「工場関係の仕事だったから、いわゆる発展途上国が多かったんだよね」。道端に死体が転がっていることもあったという。「それでも誰も何もしない。下手に触ると“自分がやった”って思われるから。帰りになると(死体の)洋服だけがなくなっている」。想像しただけでも鳥肌が立つ。
だからこそ、次の言葉は重い。「日本は幸せな国だよ。競馬が新聞の1面になってみんなで楽しんだりできるんだから。オレだってこうやって好きな馬と接して生活できている。それがどれだけ幸せなことか。確かに社台系の馬とか良血もいないけど、みんなかわいい子」。そういった馬を愛する姿勢がスタッフにも浸透しており、小桧山厩舎は“チーム”として非常に暖かさを感じる。開業して13年がたっても異動がほとんどなく、助手や厩務員の面々が変わっていないのも納得がいく。
仕事を続けていくうえで、誰もが忘れがちなことを思い出させてくれる師の言葉。しっかりと胸に刻みたい。
(関東デイリー・豊島俊介)
2008年04月29日
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