馬三郎25時

石渡重伸

必見！入厩済みの有力２歳馬を紹介します

　毎年、ゴールデンウィークが終わり、５月も中旬になってくると、トレセンには真新しい緑ゼッケンを装着した２歳馬の姿が目立つようになってくる。そこで今回は、有名どころを簡単に紹介しておこう。

　メジロシャレード（父マンハッタンカフェ×メジロドーベル、牝・大久保洋厩舎）。母はＧ?を５勝した名牝。当馬は４番子となる。

　ショウナンサミット（父キングカメハメハ×母バブルウイングス、牡・大久保洋厩舎）。04年の阪神ＪＦ馬ショウナンパントルの半弟。

　フライングカラーズの06（父ネオユニヴァース、牝・国枝厩舎）。異父兄はセントウルＳで３着に入るなど７勝を挙げているマルカキセキ。

　ツクバハピネ（父Chapel Royal×母Tropico Cielo牝・高橋祥厩舎）。交流Ｇ?・兵庫ジュニアグランプリの勝ち馬トロピカルライトの半妹。

　ダイワルージュの06（父ブライアンズタイム、牝・上原厩舎）。母は新潟３歳Ｓを勝ち、桜花賞３着、全弟にダイワメジャー、異父妹にダイワスカーレットがいる。

　新種牡馬の目玉となっているキングカメハメハやネオユニヴァースの産駒も含まれており、血統的に楽しみな馬が早くも入厩済みだ。６月21日から始まる新馬戦に向け、各馬とも調整されており、これから、どのように成長していくのか、じっくりと見守っていきたい。

（美浦時計班・石渡重伸）

2008年05月16日