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馬三郎25時

赤木俊介

志半ばで引退した父の無念を晴らす!

 サンデーサイレンス産駒のクラシック出走馬がゼロになって今年で2年目を迎えたが、SSがいなくなった今もなお、その血は猛威を振るっている。

 桜花賞は母父SSのレジネッタが1着、フジキセキ産駒のエフティマイアが2着。皐月賞はアグネスタキオン産駒のキャプテントゥーレが1着、ゴールドアリュール産駒のタケミカヅチが2着。NHKマイルCはアグネスタキオン産駒のディープスカイが勝利。そして先週のオークスでも母父SSのトールポピーが1着で、2着は再度エフティマイア。SS亡き今もその存在感は絶大だ。

 さて今週は日本ダービー。約8000頭の頂点を決めるレースには、18頭の出走馬中3分の2にあたる12頭がSSの血を持っており、今年はSSの孫によるダービー初制覇が期待できる。

 中でも個人的に注目しているのはアグネスタキオン産駒のレインボーペガサス。皐月賞は逃げた馬がそのまま押し切る緩ペース。前半折り合いを欠き、直線でも前が壁になってなかなか追い出せないロスがあったが、最後はメンバー中最速の上がりで4着確保。勝ち馬は別として、2着馬とは鼻+首でタイム差なし。負けはしたものの、悲観する内容ではなかった。志半ばで引退を余儀なくされた父…そのダービー制覇の夢を息子に託したい。

(栗東想定班・赤木俊介)

2008年05月31日

著者紹介

赤木俊介

赤木俊介

1983年7月20日、兵庫県出身。栗東想定班、坂路を担当。きゅう舎関係者から得た情報をわかりやく伝えていければ…と思っている。基本的に穴党で、危険な人気馬を見つけて高配当狙いの馬券が中心。血液型O