馬三郎25時

上田健悟

元吹奏楽部だけに安田記念ファンファーレに興味津々

　春の新潟が終わって２場開催となり、トレセンはとりあえず一段落ムード。というわけで、先週はこの仕事に就いて初めて長い休みを頂いた。

　どこかに遠出をしたわけではないが、梅田にあるうどんの有名店・はがくれで『すだちうどん』を堪能したり、京都の今宮神社の境内で向かい合う『元祖・あぶりもち』『本家・あぶりもち』の両方を食べ比べてみたり…。学生時代さながらの、のんびりとした平日を送ることができた。

　しかし、週末になるとやはり自然と足が向くのは競馬場。大学時代に所属していた吹奏楽部の友人とともに京都競馬場でダービー観戦。その吹奏楽部時代に京都競馬場の芝上でマーチング演奏をしたことや、ＧＩでファンファーレを演奏したことなど、思い出話に花を咲かせつつ、最終レース後には仲良く財布の中身を空っぽにした。

　今年の安田記念のファンファーレは、駒澤大学吹奏楽部＆世間をにぎわせている?おバカタレント?木下優樹菜（トロンボーン）という、ＪＲＡとしては前代未聞（無謀？）の試み。競馬ファンとして、そして吹奏楽ファンとして、自衛隊やＮＨＫ交響楽団とは違った若々しい演奏を彼らに期待したい。

　あと余談だが、吹奏楽器→英語でＷＩＮＤ（ウィンド）ということで、ブリンカー効果で進境著しい中京５Ｒのトム「ウィンズ」で、Ｇ?ファンファーレの前にひと稼ぎをする予定だ。

（栗東想定班・上田健悟）

2008年06月07日