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馬三郎25時

鶴谷義雄

?前代未聞の出来事?が起きたダービー

 競馬の祭典『日本ダービー』が無事に終わった。多くの競馬関係者は、この日のために生身を削る努力を費やしてくる。今年は8150頭の頂点にディープスカイが立ったが、その陰には泣いた馬も数多くいたはずだ。

 預託頭数が60頭に増えたことで除外の連続。ダービー出走までこぎ付くまで大変だ。特に今年は「重賞を勝った馬が出れない」という、前代未聞の出来事になった。東スポ杯2歳Sの覇者フサイチアソート、札幌2歳Sの覇者オリエンタルロックが寂しい目にあった。フサイチアソートはダービー直後の目黒記念に回り、50キロの軽量だったが古馬の壁に阻まれて10着、オリエンタルロックは同じ週のOP特別・白百合Sで8着に敗れている。

 その白百合Sで9着に敗れたファビラスボーイも、なんとしてもダービーに出走したかった1頭。母は秋華賞を勝った後のジャパンCでシングスピールの鼻差2着という印象深い走りを見せたファビラスラフイン。新馬―セントポーリア賞と連勝したが、結局ダービーには出られなかった。管理する堀井師は「中京は馬場が悪く、この馬向きではなかった。福島は小回りだし、東京最後のエーデルワイスS行く予定。ぜひ良馬場でやりたいね」と良血馬の奮起に期待していた。

(美浦時計班・鶴谷義雄)

2008年06月08日

著者紹介

鶴谷義雄

鶴谷義雄

山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。