馬三郎25時

体調不良の原因は、馬券の調子の悪さ？

　今からちょうど３カ月前のこと。いつもなら深い眠りに入っているであろう真夜中に、突然目が覚めた。明らかに体調の異変である。

　「子供の風邪でもうつったかな」と思い、急いでトイレに駆け込んだその瞬間、なぜかどんどん脈拍が上がり、一時パニック状態に陥った。健康管理には人一倍気を使っているだけに、こんな症状は生まれて初めてのことだ。

　後日、トレセン近郊のとある病院で心電図やレントゲンなどの精密検査を受けたが、担当医によれば「特に異常はなし」とのこと。たいていの人なら「結果を聞いてひと安心」と終わるのだが、何かと神経質な性格の当方。他に原因があるのかも知れないと思い、別の病院を訪ねてみると

　「その不整脈は、おそらく精神的なものでしょうな。しっかり休んで、早めの就寝を心がけて下さい」と診断された。どうやら、現代病に代表される“ストレス”が原因のようだが、思い当たる節がなかなか見つからない。唯一あるとすれば、馬券の調子が悪いことぐらい？か…。

　今は休息よりも馬券を的中させることが、最大の“良薬”なのかもしれない。

（栗東想定班・森岡健一郎）

2008年06月15日