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馬三郎25時

一瀬正人

長期休養の影響とそこへ至るまでの中身の差を痛感

 会社の定期健康診断では、1項目(B判定)を除いてすべてA判定だった。これも通勤1時間半、徹底してエスカレーターより階段、毎日の風呂あがりの腕立て伏せ50回のたまものだろう。

 日本ダービーと並び、春の“個人的な”一大イベント・ウィンブルドン。男子シングルス決勝は、2度の中断を含め放送時間は約7時間というフルセットマッチ、まさに死闘中の死闘だった。終わったあともずっと続いたドキドキ感。それからいてもたってもいられず、実に5年ぶりに仲間を集めてテニスをやった。

 競馬でいえば、自分は「この時季の4歳馬」というぐらいの気分で意気揚々とコートに乗り込んだ。しかし、10分ぐらい打ち合うと自分の体に異変が起こってきた。「あれっ?」…競走中止となってしまった。これが長期休養明けというものか。いくら自己満足な調教を積んだところで、レースでは通用しない。大げさな言い方だが、身をもって体験した。

 致命的とも言える長期休養を余儀なくされながら、奇跡の復活を果たしたフィフティーワナーとフラムドパシオン。筆者との能力差はさておき、復帰後も当たり前のように活躍している。その影には、関係者の多大な努力と苦労があったことだろうと、会社の画面を通してだが感じている。

 それに対し、テニスウェアを着たままパチンコ屋でコーラを飲む自分。能力以上に、長期休養からそこへ至るまでの中身の差を痛感した。「もうちょっと考えて生きよう」と思いました。

(編集部・一瀬正人)

2008年07月21日

著者紹介

一瀬正人

一瀬正人

1982年10月2日、大阪府出身。つい最近、編集部の最年少を脱却。グラスワンダー産駒を応援する馬三郎唯一の(?)ロマン派を自負するも、一緒にコピー業務など、雑用からもおさらばしようと試みるしたたかな性格。馬券はオッズ重視の中穴党。